2019年5月20日 研修プログラム「縁」in小豆島

5月19日(日)ひとづくり委員会による研修プログラム「縁」を開催いたしました。

寺崎委員長が何度も何度も小豆島を訪れ、時間と情熱をかけて作り上げてきた事業です。

早朝から高松港に集合。みんな楽しみにしていたので、テンション高めです!

緊張の面持ち、寺崎委員長と山内副委員長。さぁ!行きましょう!

派手な3人が信号機みたいになってました(笑)

 

小豆島の港で待っていたのはこんなに雰囲気のあるバス!

思わず、30代男性陣もはしゃいでおります。

まず最初のプログラム、ヤマロク醤油さんに向けて出発です。

今回の研修で素晴らしかったことのひとつがバスの中でした。ヤマロク醤油さんに向かうときには醤油に関するクイズをし、お遍路に向かうときにはその内容を説明するなど、バスの中の時間もしっかりと盛り上げるとともに、これから学びに行くものへの理解を深めることができました。

車内が一体となって笑いが絶えない、とても良い雰囲気です。

そして、その雰囲気を作ってくれた立役者は新会員の2人。

藤森くん、渋谷くんがクイズの内容も考え、常に笑顔で進行してくれました。すごいぞ新会員!!

「ヤマロク醤油」

山本社長より、ものづくりの魂、醤油づくりという日本の文化の歴史、職人がいなくなってしまうからと立ち上げた杉樽作成プロジェクトの話を聞かせていただきました。

文化を後世に引き継ぐ責任感、継ぎ目の時代にいたのが自分だっただけだと語る山本社長のメンバーも心揺さぶられるものがありました。

商品には物語がある。その物語を聞いてしまったら、もちろん買っちゃいます。

ヤマロク醤油山本社長、ありがとうございました!ご縁に感謝!

霊場8番常光寺へ。

お遍路体験の始まりです。まずは常光寺でお経を唱えます。

不思議な音がする宝石、キーンと美しい音を聞きながら、まだみんな元気で余裕。

常光寺副住職 慈空さん「これから碁石山を目指します。あの岩の上あたりです」

え…あれ?あそこ?え???

研修です、修練です。行くしかありません。

誰1人取り残さない!途中でしんどくなってしまった人も、寺崎委員長や渋谷君がしっかりと付き添い、全員が無事に頂上まで登ることができました。谷口さんもお疲れ様!!

着いたーーー!!!目的地では小豆島青年会議所のメンバーがお昼ご飯を用意して待ってくれていました。さぁ、まずはお参りです。

え…。おっふ…。

お寺なのに鳥居がある。これは明治維新前の日本ではほとんどが神仏習合の信仰であったが、明治維新に伴って分けられた。しかし、小豆島の更に山の上にあるこのお寺までお上の目は届かず、取り除かれることなく残っているそうです。

階段を上った先には、写真撮影するのを躊躇してしまったほど、威厳ある洞窟のお寺がありました。皆の願いを書いた護摩を焚き上げてお経を唱えます。

柵も何もない断崖絶壁に立つ観音様。この後ろを廻るとのこと…

怖すぎましたが、何か悟れたような気がしてきます。

お昼ご飯は、小豆島メンバーが用意してくれたオリーブそうめんと佃煮、炊き立てご飯。

一言で言って、記憶にある中で最高レベルに美味しいお昼ご飯でした!!

なんて言うんでしょう…。登ってきた疲れ、お経を唱え浄化された気がする気分、天気も良く見晴らしの良い場所、全員で登ってこれた仲間達、私たちのために用意してくれた小豆島メンバーの友情。なんだかもう、幸せなお昼ご飯でした。

みんな食べ過ぎて動けなくなりそうでした。小豆島青年会議所の皆さま、本当にありがとうございました!

そしてバスで霊場54番宝生院へ。

宝生院には、樹齢1500年といわれる国指定特別天然記念物のシンパクがあります。

その大きさと荘厳さに圧倒されますが、シンパクとは盆栽でよく使われているあの木です。信じられない…

シンパクの中に龍がいます。樹に触れることはできないので、龍を撫でている感じにパチリ★

宝生院では着替えなどもさせていただきました。

お世話になりました!ありがとうございました!

次のプログラムは「オリーブ植樹」

小豆島の名産であるオリーブ。ブランド化に成功し、オリーブ牛から化粧品まで、様々な関連商品があります。児島も学ばねば!

記念植樹の看板は渋谷君のデザイン。

こちらのオリーブ、樹齢1000年とのこと。

ロケーションにテンションあがって、ジャンプ写真に挑戦!

楽しそうですね、楽しかったです。

続きましてのプログラムは「交流会」

小豆島のまちづくりに深く関わる4名をお招きし、「率先して行動できる地域のリーダーになる」という題目でグループディスカッションです。

発表。画伯発見!松繁くん、絵がうまいなぁ。

小豆島の皆さま、ありがとうございました。このご縁を活かしていければと思います!

さてさて、名残惜しいですが小豆島を後にします。

ひとづくり委員会寺崎委員長のプログラム、帰りの船の中でもゆっくりさせてはもらえません。この時間に今回の研修のレポート作成です。

最後まで、試練と修練の研修でした。

全体を通して学びが散りばめられ、とても良く考えられた研修でした。

ひとづくり委員会の皆様、良い経験を与えてくれてありがとうございました!

本当にお疲れ様でした!!